【解 説】

 この世の中は、刻一刻絶えず流動し、日々の自然現象や四季の移り変わり、或いは人間関係、経済問題、はたまた世情の流れに至るまで、あらゆるものが変化し続けています。この様な世の中に生きている私達にとって、現在只今だけが最も確実な瞬間でありますから、現在自分が置かれている立場や状態の中で、全力を発揮することが最善の道であります。明日のことをあれこれ計画し、熟慮し、先取りすることは、勿論必要なことではありますが、明日はあくまで未来であり、予定であって、未決定のことです。明日のことを既定の事実と錯覚して、徒に思いを煩い、取り越し苦労をするのは愚かなことであり、その分だけ現在の事に専念出来ず、充分な成果は得られるはずもありません。明日の事は今日築いた成果を土台にして現れてくるものと気付き、今日を大事にただひたすらに全力を尽くせば、その成果の上に、明日は明日の道が開けてくることを信じたいものです。


「大嶽山 那賀都神社 平成十四年度カレンダーより」


平成14年1月更新

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